何からやったら良い? 片付けの基礎知識
こんにちは!
モノと時間を整理する
井野ともみです。
私は今まで、整理収納アドバイザーとして
ご訪問整理収納サービスを中心に活動し
のべ340件、1400時間以上お客様のお宅の
お片付けをして参りました。
その中で感じていたことは
片付けに関する情報は山のように出回っているので
みなさんとても情報量が豊富!
インスタに載っていたから・・・
テレビで見たから・・・
と、収納グッズを駆使していらっしゃったり
とにかく減らさないといけませんよね?!
と、断捨離の意識がとても高かったり。
ですが、そういった情報はいっぱいあるのに
片付いていない現状・・・。
(だから呼んで頂いたのですが・・・。)
その理由は、表面的な情報をキャッチしていたから。
片付けに必要なのは
表面的な情報ではなく正しい知識です。
片付けにも順序があり、やり方があります。
そこを飛ばして表面的に整えようと思っても
すぐにリバウンドしてしまうのは目に見えています。
今回は、片付けの順序と目的について
「ご自身で向き合いたい方向けに」
お届けしたいと思います。
片付けの意味
突然ですが
「整理・収納・片付け」
それぞれの意味はご存知でしょうか?

図をよーくご覧ください。
「整理」が土台にあります。
作業する順番としては、下の整理から始まり
収納→片付けへと進んでいきます。
普段片付かないのは、
収納場所が決まっていないから。
そして収納場所が決められないのは
整理ができていないから。
片付かない、とお悩みの方は
遠回りに感じるかもしれませんが
必ず「整理」から始めましょう。
整理収納をはじめる前に・・・時間の取り方
①やる気になりすぎない
片付けたい!と思った時
「よーし!!やるぞー!!!」
と、袖をまくり上げ、やる気満々に・・・
ならないでください。
というのも、整理収納は長期戦です。
あまり気合いを入れすぎると、長続きしません。
長く続けるためには、少しずつ、スローステップで良いのです。
小さな変化に○と思えるマインド作りからスタートしましょう。
②整理収納は「祭り」
整理収納は、時間をとって集中して向き合う必要があります。
モノの持ち方を考え、収納場所を考える作業は
集中しないとできません。
また、家の収納は連動しているので、
「ここを整理するためにはここも整理しなければならない」と
家中を整理してモノにとって最適な住所を考える必要があります。
ですので、継続してやりきるのが目標になります。
整理収納は祭りと捉え、期限を決めて集中して行うのがオススメです。
整理は決断の連続。脳が疲れます。
一度にやる作業は3時間以内、期限は半年で家中を整える
これを目安に計画して行うのが良いと思います。
(もし長引いてしまっても、ご自身のペースでコツコツ進んでいきましょう。
重要なのは、途中で諦めないことです。)
「疲弊しない時間の使い方」を重視して
取り組んでみましょう。
③片付けは「日常」
整理収納は祭りのように集中して、期限を決めてやるのが良いですが
片付けに関しては毎日生きている限り続きます。
整理収納以上に、ハードルを下げないと続きません。
日々の片付けは、いかに時間を掛けずにラクに簡単にできるか、がカギとなります。
どうゆう収納なら毎日続けられるか、習慣化できるか。
目安としては、
「40度の熱があっても片付けられるか」
実際そんなに高熱の時は片付けなどせずに休んでいた方が良いわけですが。
そのぐらいハードルを落とさないと、人は毎日続けられません。
いかに片付けやすい収納にするか
そこを意識して整理収納をしていくことが重要です。

まずは、時間の取り方と向き合い方についてお伝えさせて頂きました。
次回から、それぞれの目的とやり方についてお伝えしていきます。
最後までご覧頂きありがとうございました♪
この記事を書いた人

井野ともみ
千葉県野田市在住
整理収納アドバイザー
タイムコーディネーター
モノの整理×時間の整理で
人生を謳歌する暮らしについて発信中です。
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