時間がない!やりたいことができない!そんなあなたに必要なのは・・・
こんにちは!
千葉県野田市整理収納アドバイザー
井野ともみです。
以前の私は
なにか興味のあることを見つけても
「だって時間ないしなぁ・・・」
「一人時間欲しいなぁ・・・」
と、思っていました。
なんとなくやりたいことがフワっと浮かんでも
常に自分のことは後回しにしている感。
やりたいことよりも
目の前にある課題からやらなきゃ、と
日々の家事に追われて一日が終わっていました。
日常のこういった思考のせいで
いつの間にか
「やりたい事」を真剣に考えることすら
なくなっていきました。
でも、ある時から思考が変わり
ないと思っていた時間もあることに気付き
やりたい事もどんどん見つかるようになりました。
その思考がかわったコツを
お伝えしたいと思います!
自分のキャパを知る
時間がない!
思うようにやりたいことができない!
そもそもやりたい事って何でしょ・・・
そんなあなたにまず始めにやって頂きたいのが
自分のキャパを知ること。
整理収納していても
キャパを考えずにモノが増えたり
キャパを無視してモノを保管しようとしたりするから
散らかってしまう、ということがあります。
物理的に家の収納力というキャパだけでなく
管理能力のキャパだったり
管理するために必要な時間のキャパだったり・・・
そこで考える必要があるのは
キャパを広げることではなく
自分のキャパを知る。
無理に広げようとしたり
狭さに嘆いたりする必要はありません。
そのキャパに見合った量にするには
どうしたらいいのか?
そこに集中してみましょう。
そもそもキャパって、何のキャパを
意識したらいいの??
ということで
意識すべき3大キャパ
いきます。
収納
アドバイザーとして、こちらは外せません。
モノの量に対して収納が少なかったら
どう頑張っても入りません。
無理矢理詰め込んだら、
取り出しにくく使いにくい収納になります。
たまーに
収納術でなんとか入れてくれるんじゃないか
と、思われている方もいらっしゃるかもしれませんが
アドバイザーも魔法使いではありません。
入らないモノは入らない。
意識してモノの量と向き合いましょう。
多すぎるモノによるストレスは
実はとても大きいものです。
片づけなきゃ・・・と思うネガティブな気持ち
探し物をしている時間
ないと思って買ってしまう、お金と時間
モノの整理と、日々時間に追われること
関係ないんじゃ・・・?
と思われるかも知れませんが
大いにあります。
収納のキャパを意識するだけで
どれだけの効果があるのか、
今一度考えてみても良いと思います。
時間
「時間がない」は
万人共通のテーマなんじゃないかと思います。
私もつい言ってしまいそうになりますが
一日は24時間。
地上の生き物共通に与えられたキャパです。
24時間、どのように使っていますか?
また
どのように使いたいですか?
実態のないものだからこそ
一度しっかり時間をとって
自分の時間の使い方と向き合ってみるのも
いいと思います。
ちなみに
自分の時間のキャパを俯瞰して見るのに
バーチカル手帳を使うことをオススメしています。
手帳は予定を書き込むだけでなく
どんなふうに一日をすごしているのか
振り返りとして使うのも良いと思います。
どんな時間の使い方をしているのか
自分の自由な時間はどのくらいあるのか
まずは客観的に自分の時間のキャパを把握してみましょう。
脳
忘れがちですが
脳の処理能力にも限界があります。
時間同様、目に見えないので
無限にできる気がする・・・!!
と、思ってしまうかも知れませんが
決断をするたびに脳もエネルギーを消費しています。
ちなみに、人間が一日で決断する数は
約3万5千回と言われています。
何食べよう
何着よう
歯を磨く前に洗濯機回そう
といった、日々の何気ないことでも
脳は常に動いています。
余計なコトばかり考えていると
脳が決断疲れをして
大事な決断をするときに影響が出てしまいます。
脳にもキャパがある、と意識してみてくださいね。
必要なのは、手放し力
キャパを知ったら次にすること
手放しです。
悩みを解決するために必要なのは
手放し力です。
知ったキャパに合わせて取捨選択することが
とても大事です。
上手くいっている人は
キャパがめちゃめちゃ大きいとか
能力がめちゃめちゃ高いというより
自分のキャパを知って、
不要なコトやモノを上手に手放せている人です。
自分にとって
何が必要で
何が不要なのか
優先順位を決めましょう。
この選択で
キャパの範囲に優先的に大事なことを入れていけたら
無理せず理想の暮らしに近づけます。
モノの手放し
モノの手放しは、一番やりやすいと思います。
目に見えていることなので。
入る量は決まっているのだから
その量に合わせてモノの量を考える。
自分が管理できるモノの量
モノの管理に使える時間
全てを加味して
多すぎる場合は手放す。
手放し方は捨てるに限らず
売るでも寄付するでも、なんでもいいと思います。
とにかく、できるだけ早く
家から出す。
それだけで
空間が空き、気持ちの余裕もできます。
やりたい事をやれるスペースができることもあります。
家事に取られる時間も減ります。
モノの整理だけでも
やりたい事ができるようになる効果はあります。
コトの手放し
バーチカル手帳を使って
自分の時間の使い方を俯瞰して見ても
やっぱり日々なんだかバタバタする
いつも時間に追われている
と、思った場合は
思い切って
今まで当たり前でやっていたことを
手放せないかな?の視点で
見てみると良いと思います。
子供のお世話は
たまにはベビーシッターに頼むとか
買い物はネットスーパー
家事は便利家電
無理して仕事を引き受けない
などなど
書き出してみたら、自分でなくてもなんとかなることって
いくらでもあると思います。
やるべき、と今まで当たり前にやってきたことを
見直すには勇気がいるかもしれませんが、
そうすることで時間の余裕ができたら
何ができますか?どんな気持ちになりますか?
可能性は無限大です。
決断の手放し
3つめの脳のキャパシティに対しての解決策は
決断する数を減らすことです。
スティーブ・ジョブズが毎日同じ服ルーティーン化していたのも
このためだと言われています。
習慣化、ルーティーン化は
決断不要で次の作業に進めます。
いやいや
おしゃれ楽しみたいし
という方は
もちろんお洋服選びにはしっかり脳を使って
楽しんで頂けたらいいと思います。
自分にとって考える事が面倒なこと
これはルーティーン化してしまう。
あとは
ストレス源になる人から離れる。
大切な人なら
自分の大事な脳のキャパを使ってでも
話を聞いたり励ましたりしたいと思いますが
聞いていて負の感情になる愚痴や
不平不満
自分にとってマイナスにしかならない人とは
さっさと離れましょう。
大事な決断力を
そんな人のために使うのはもったいない!
この思考、大事です。
強敵は、固定概念
収納・時間・脳の視点から
キャパを知って手放すことをお伝えしてきましたが
全てに共通して一番大事なのは
「固定概念を手放すこと」
これは自分がやるべきだ
これはないときっと困る
こういった固定概念が
収納も、時間も、脳もキャパを狭めています。
やりたいことがあってもやれない、と思ってしまうのも
この固定概念のせいです。
客観視して手放す
最初から気付くことは難しいかもしれませんが
その視点で物事を見ていくと
だんだん鍛えられて
本当に必要なコトだけに
自分のキャパを使えると思います。
ぜひ、ご自身と対話をして
自分にとって本当に必要なことは何なのか
よりよい暮らしへアップデートしてみてくださいね!
最後までご覧頂きありがとうございました♪
この記事を書いた人
井野ともみ
千葉県野田市在住
整理収納アドバイザー
整理収納×心理学で
『暮らしと心に余白を創る』をモットーに、モノも心も整えるお手伝いをしています。